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交通事故における保険会社の手口についてです。
そもそも保険会社とは、営利を目的とした企業で、入ってくる収入つまりは保険の契約を増やし、その利益を社員や株主に配当金を払ってなりたたせているのですが、やはり営利が絡んできますので、企業として支払いを減らし、経営をするので、この背景から、私達交通事故被害者は、支払いを減らすために、保険会社は社員を教育し、交通事故被害者に支払わない体制をとっているのです。
交通事故被害者は、事故に遭うのが始めてというケースが非常に多いため、相手の保険会社が言ってくる内容で、示談してしまうことが本当に多いのです。
相手の任意保険会社は、支払いを抑えるために前回も話した交通事故被害者に過失を少しでもつけるために、民事の事なので警察がこの内容に入ってこれないことを良いことに、強気な過失割合を出してきたり、
3ヶ月を超えたら、示談しましょうと言ってくるのも全て保険会社の支出を減らすための戦略なのです。
このことは大事な内容になりますのでしっかり覚えておきましょう。
それから、保険の仕組みを話していくのですが、任意保険とは自賠責保険では支払いきれない部分を、埋めてあげるための保険になっているという事です。
つまりは、自賠責保険の人身事故で補償される額120万円を越えてくる部分を相手の任意保険会社が払うことに、なっていることを理解してください。
この話は何を意味するかと言いますと、ムチウチや打撲、頸椎捻挫などの症状の場合は、
全て自賠責保険の中の保障額内で支払いを抑えようとしてくることを言っています。
つまり相手の任意保険会社は、示談時に支払いを一時的に被害者に支払い、あとで自賠責保険会社に交通事故被害者に払った分を請求するといった行動をとっているのです。
この内容をもちろん交通事故被害者は初めての事故で理解していないのがほとんどですので、相手の保険会社は、一円も支払うことなく示談に漕ぎ着けようとするわけです。
これが保険会社の手口です。
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